経理

現在の仕事内容はなんですか?

担当している業務は主に2つあります。
まず1つ目の単体決算業務では、平田機工単体の毎月のお金の流れを経理部内の各担当者が把握し、会計システムに取り込みます。私の担当は、人件費関係や仕入先との取引額について把握、管理することで、正しい金額で月次決算(金額合致)ができているかを確認しています。その月次決算を年単位で行うのが期末決算です。期末になると、有価証券報告書といった法令などで作成が義務付けられている社外向けの開示書類の作成も加わるため、正確性とスピードも月次以上に求められます。
2つ目の与信管理業務では、当社が行う与信管理(代金未回収リスクを最小限に抑えることを目的とした管理活動)の運用推進を担当しています。 具体的には、取引先の企業調査を実施して営業部門へ共有したり、販売額の限度の妥当性を検討し、営業部門と協議しながらグループ全体の営業取引のリスクをマネジメントしています。

当社への入社の決め手は?

幼少期から馴染みのあった熊本市植木町に、世界の大手企業と取引をしている会社がある、というのがスタートでした。熊本県の中でも規模の大きい企業であり、業務を通じて幅広い経験を積むことができ、今の自分の知識を活かしつつさらなる成長ができるイメージが湧きました。
また、社員数が多いことで、さまざまな価値観の人との出会いを通じて自分の視野も広がる、そういった入社後の将来的な成長イメージができたことが決め手になりました。

仕事のやりがいはなんですか?

与信管理業務では、平田機工単体だけでなく国内外の関係会社も含めて管理体制を構築しています。管理体制が未設定の国については、ルールや運用方法などを一から構築していく必要がありました。現地オフィスに在駐している営業や経理の担当者とWebミーティングなどを重ね、その国柄や担当者の意見に合わせつつも、リスクを低減させた与信管理を構築していきました。
運用開始後は、リスク低減ができているか、ルール通りの運用が行われているかなどを定期的にモニタリングし、継続してコミュニケーションを取っています。一から関係を構築すること、日本とのギャップを埋めることは、難しさを感じつつもやりがいがありました。
このような国際的なやり取りがどんな部署であっても発生することも、当社の面白さであると思います。

成長を感じた瞬間とその時のエピソードを教えてください。

以前担当していた業務を違うやり方に移行することが決定し、その移行のサポート役を任されました。実際にメインとなって移行を進めていくのは後輩たちでしたが、大小さまざまな問題点を一緒に考えて解決したり、時間短縮ができる工夫の方法を教えたりするなど、自分の経験値を踏まえてアドバイスを行いました。後輩の成長を重視し、俯瞰したアドバイスを自然と考えている自分がいることに気づき、自身の成長を感じました。
また、その移行をサポートしている過程で、上司への報告が不足していたり、懸念事項の検討・解決が必要な場面で結論が出ない時に、上司と後輩たちを取り持つサポート役として、双方の必要としている「報・連・相」ができたことも、成長を感じた瞬間でした。

今後の目標を教えてください。

私が所属する経理部は4つの課に分かれています。
平田機工単体の決算を管理することが、私の在籍する「経理課」の役割ですが、実際のお金を入出金して健全な経営と事業の成長を目的に資金管理をする役割の「財務課」、予算計画と実績を分析、評価して企業の利益目標を達成するために社内数値を把握する役割の「予算管理課」、国内外グループ全体の財務数値を合算や調整により連結ベースでの決算を行い社外へ情報開示する役割の「連結決算課」があります。
各課で特色が全く違い、実際やっていることもさまざまで幅広いですが、今後は各課の役割を意識して地道に知識を習得しつつ、最善な経理部のあるべき姿を考えられるようになることが目標です。

休日のリフレッシュ方法はなんですか?

心身の癒しを求めて、近場の日帰り温泉に行ったり、ときにはちょっと贅沢して部屋食温泉旅館に宿泊をして、リフレッシュしています。大きなお風呂にゆっくり浸りながら、子どもがアヒルのおもちゃなどで遊んでいる姿を見ると、ほのぼのして癒されます!

※各社員の所属、インタビューの内容などは取材当時のものです。