海外関連会社管理

現在の仕事内容はなんですか?

Hirataグループの国内外関係会社(子会社)の事業活動支援や数値管理を行う部署に所属しており、欧州・北米・東南アジアおよび国内の関係会社を担当しています。
一言でいうと関係会社の事業状況を管理する部署と言えますが、本社の各部署と関係会社との円滑なコミュニケーション支援や、各社の事業計画策定支援、数値資料の分析、グループガバナンス体制の構築を担当するなど、重要な役割を幅広く担っています。
Hirataグループの海外関係会社の社長は基本的に現地採用の方で英語でのコミュニケーションとなります。 日々のメールや会議でも英語を使う機会が多いです。 また、本社役員への報告機会も多く、各社の経営全般に関して経営陣と直接コミュニケーションをとるなど、各社の意思決定に関わることができる重要な業務のため、日々たくさんのことを学んでいます。

当社への入社の決め手は?

私は、「周りの人の行動を豊かにするサポートをしてその人やその家族が幸せになること」が自分のやりたいことであり、この考えの軸をもって転職活動に望みました。
また、前職において海外の勤務経験があったことや部門横断的なプロジェクトを中心に行っていたことから、これらの強みを活かせるポジションに応募しようと決めていました。このような考えで地元熊本で転職先を探していたところ、平田機工のサイトに「自動化設備により危険で単調な作業から作業者を解放して、人だからこそできる創造的な仕事に専念してもらう」という趣旨の表現を見つけました。これは、「人を活かす」という平田機工の経営理念の一つでした。
自分は製造の経験はありませんでしたが、自分がしたいことと「人を活かす」に通じるところがあると思ったので、自分の強みを活かして人の幸せにつなげることができるのではないかと思い、入社を決めました。

仕事のやりがいはなんですか?

自分の業務を通してグループ全体の成長に寄与できることにやりがいを感じています。
まず、グローバル事業本部の業務の特性として、海外関係会社の方々と直接的なコミュニケーションが発生します。多様な文化や価値観を理解して、グローバルな視点で課題を解決することは大変ではありますが、一つ一つにやりがいがあり、新しい学びの機会が多く刺激に満ちています。
もう一つは、変化や提案を受け入れてもらえることです。当社は東証プライム市場に上場しており従業員も多いため、当初、自分の関与できる業務の幅が狭くなるのではと想像していました。しかし実際に入社すると、確かに部署も多く分業化されていますが、さまざまな切り口で部門横断的にプロジェクトがつくられ、新卒・中途採用に関係なく意見を言い合える環境がありました。そのような部門横断的な打ち合わせにも多く参加させていただき、自分の意見を取り入れてもらえる雰囲気があります。

成長を感じた瞬間とその時のエピソードを教えてください。

2024年度は関係会社の中期経営計画の策定支援を中心に活動をしています。
関係会社は本社に比べて従業員が少なく、経営企画部なども存在しないため、本社の経営企画部とともにグローバル事業本部にてサポートが必要でした。具体的には、各社の市場環境や事業状況の分析から3カ年計画作成までを支援しました。
前職にて中期経営計画といった計画策定プロセスに精通していたつもりですが、場所が変わればやり方も変わりますし、限られた人員・期間での業務に加え、担当会社とは英語でのコミュニケーションが必要となり、正直もどかしいところや上手くいかないと思うことが何度もありました。そのような中、中途採用の強みを活かして新たな方法を取り入れるなど、積極的にトライする機会をいただき、最終的には現地で一緒に計画をつくり上げ、現地社長から感謝の言葉をもらった時は達成感を得ることができました。

今後の目標を教えてください。

周りの人やその家族を幸せにするということが自分の最もやりがいを感じるところです。
Hirataにおいてそれを最も体現できるのは、各国内外関係会社の社長の右腕になって、事業全般をサポートし、社員・家族やお客さまをはじめとしたステークホルダーの方々に幸せになってもらうことだと思っています。海外関係会社の経営全般を担当する中で少しづつ当社を知り始めていますが、まだまだ入社2年目であり一部しか見えていません。
今後は事業部門をはじめ当社の全体像を知るためにも、海外出向を含めたさまざまな部署を経験し、事業全般に関する能力やグローバル経験を積んでいきたいと考えています。特に関係会社での勤務は、現場にも会社経営にも近い業務となるのでぜひチャレンジしたいと考えています。

休日のリフレッシュ方法はなんですか?

妻と保育園に通う男の子2人の4人暮らしをしています。 妻も私も旅行や山登りが好きなため、子どもと一緒に旅行や登山に行くことが楽しみです。 最近下の子がしっかりと歩けるようになったので、阿蘇の山々に一つずつ挑戦しています。 家族との時間をしっかりとれるようになり、とても充実しています。

※各社員の所属、インタビューの内容などは取材当時のものです。