さまざまな分野で活用できる「エコ電動ストッパー」を開発

お知らせ

2014.06.17

当社は、さまざまな分野の生産設備を手掛けた実績と経験から、コンベヤシステムに多数使われているストッパーに関して、これまで主流だったエアシリンダー式ではなく、電動式で省エネタイプのエコ電動ストッパーを開発いたしました。既存のお客さまに提案し、実績を上げている本製品を紹介いたします。

ストッパーとは、生産ラインのコンベヤ上を流れる作業の対象物(ワーク)を載せてあるパレットを、組立作業などの間、一時的に定位置に停止させておくための装置であり、1~2メートルおきに設置されているため、自動車のエンジン組立ラインなどの大型設備では数百個使用されます。

この電動ストッパーは、従来のエアシリンダー式で必要だった電磁弁、エア配管、エアホースなどの付属品および他社の主な電動ストッパーで必要なコントローラーも不要で、大手国内エア機器メーカー品と同じ規格のため、取り換えも簡単です。

また、直流24ボルトの電源だけで動かせる上、可動範囲が小さい構造のため、指の挟み込みもなく安全です。

本製品は電力量やCO2排出量を減少した環境配慮型であり、お客さまの初期投資やランニングコストが低減でき、コストパフォーマンスにも優れています。

また、ストッパーを多数使う生産設備において大きなメリットを提供し、お客さまの競争力アップに貢献しております。

今後、当社は本製品に続く製品の開発なども進め、より省エネで生産性の高い製品を提案し、お客さまのさらなるご期待にお応えしてまいります。