第6回ロボット大賞・日本機械工業連合会会長賞を受賞

受賞歴

2015.01.20

2014年10月15日、当社が医療機器メーカーであるサクラファインテックジャパン株式会社(http://www.sakura-finetek.com/)から 設計・製造を受託している病理標本作製用の「全自動連続薄切装置 ティシュー・テック スマートセクション」が第6回ロボット大賞において、 社会的価値の高い製品であることが評価され、連名で受賞いたしました。

がんなどの病理標本作製において、各工程の自動化が進む中、検体を均一な厚さに薄く切る工程においては、微妙な力加減が必要なことから現在も人の手で行われており、昨今、検体数増加による技師の負担増加や技師不足などによってさらなる自動化が求められています。

本装置を使うことで均一な厚さの切片を安定かつ正確に作製でき、また、検体の取り違えや他の検体と混在も防止できます。

臨床検査の現場において技師の負荷軽減だけでなく、検体の取り違え、混入などを防止し、より使いやすく信頼性が高い製品として医療分野に貢献してまいります。