制御設計

現在の仕事内容はなんですか?

スマートフォンやタブレットなどのタッチパネルやテレビ用ディスプレイパネルの製造装置のソフト設計を担当しています。仕様確認から、プログラム設計、出荷した装置の現地据付・生産確認まで行います。お客さまの要求をどのような手法で実現させるかを考えながら装置を完成させていくことにやりがいを感じます。

仕事を通じて一番心に残った出来事は?

入社4年目に、大阪にある液晶パネル工場の立ち上げで、約1年間現地に駐在したときのことです。液晶パネルに用いられるガラス基板を搬出入する装置を開発段階から担当し、導入しました。工場内に300台以上ある、見上げるほど大きな装置が自分の作ったプログラムで動いたときは感動しました。
自分の力不足を痛感する場面も多くありましたが、経験豊かな先輩方と一緒に働く中で、制御設計者としての考え方やプログラムの基本を学ぶことができました。

これからチャレンジしていきたいことは何ですか?

新しい技術を習得し、既存の設備では実現できなかった機能を盛り込むことで、お客さまに安心して使っていただける付加価値の高い製品づくりに取り組んでいきたいです。
そして、要求の実現はもちろん、市場やお客さまのニーズを先読みして、こちらから提案することができるエンジニアになりたいです。

※各社員の所属、インタビューの内容などは取材当時のものです。

ある日の一日

8:30

朝礼

制御メンバーと朝礼を行い、各自の業務進捗や問題点など、情報の共有化を図ります。

9:00

メールチェック・客先対応

メールチェックを行い、お客さまからの問い合わせなど、緊急対応が必要な内容がないか確認します。

10:00

装置のプログラム設計

担当している装置のプログラム設計を行います。

Point
このプログラム設計が制御設計者の一番の醍醐味だと思います。実際に自分で設計した制御で製品を次々に生産しているところを見たときは感慨深いものがあります。

12:00

昼休み

同じ部署の女性たちとお弁当を食べます。

13:00

現場での昼礼

機械設計、制御設計、製造、プロセス課のメンバーで、前日から本日午前中までの作業進捗や問題点を報告します。必要であれば計画を見直し、作業の優先順位などを決めます。

14:00

試運転、デバッグ

組立が完了した装置の試運転を行います。手動操作、自動での生産確認、異常時の復旧方法など、さまざまな確認を行います。動作の不具合や組立現場のメンバーから操作方法の改善要求などがあがれば、その場でプログラムを作り直しながら、都度確認していきます。

Point
目視で装置の動きを確認するだけでは間違った動作を見落とすことがあるため、さまざまなツールを使用してログやデータを取得して分析することも重要です。

21:00

進捗確認・帰宅

本日の作業進捗と明日の予定をメンバーに報告し、退社します。