「統合報告書」の初号を発行しました

経営

2022.12.19

平田機工株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:平田雄一郎、以下「当社」)は、初めての統合報告書(※1)となる「統合報告書2022」を発行いたしましたのでお知らせします。

当社はこれまで、法令で定められた「法定開示」、東京証券取引所の規則に基づく「適時開示」のほか、主要な経営情報や投資判断に有用と思われる情報の任意の開示(任意開示)を適時・適切に実施してまいりました。

今般、上記開示に加え、当社が持続可能な企業として中長期視点でどのような展望を持ち、どのような価値を社会に提供しようとしているのか(価値創造)を投資家の皆さまをはじめとするステークホルダー(※2)の皆さまに主体的に、かつ、わかりやすくご説明することを目的に、新たに統合報告書を発行することといたしました。(ご参考:2021年12月末時点、旧東証一部上場企業2,182社中 650社が統合報告書を発行しております。2022年3月 KPMGジャパン調べ)

<「統合報告書2022」の主な項目>
・ 当社の価値創造プロセス(当社がどのような価値を社会に提供するのか)
・ マテリアリティ(持続的成長と社会課題解決を両立するための経営の重要課題)
・ 中期経営計画(2022年度-2024年度)
・ セグメントごとの事業戦略
・ 財務・資本戦略
・ 持続的成長を支えるESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組み            など

 

●「統合報告書2022」は下記ページよりご覧いただけます。

 トップページ>会社情報>サステナビリティ基本方針内「統合報告書」

【URL】: https://www.hirata.co.jp/corporate/csr/integratedreport 

 

東京証券取引所は「コーポレートガバナンス・コード(※3)」において、「財務」「非財務」両面について、法令に基づく開示以外にも主体的な開示に取り組むよう、上場企業に求めております。今回の統合報告書の発行は、こうした要請にも応えうる取り組みと考えております。

当社は今後も価値創造の取り組みの一層の深化を図るとともに、統合報告書が当社の価値創造に関するご理解の一助となりますよう、さらなる内容の充実に努めてまいります。

なお、2013年度より毎年発行しておりました「CSR(※4) REPORT」は、本年度よりその機能を「統合報告書」に集約することとし発行を終了いたします。

(注記)
※1 企業がどのような価値を社会にもたらすことができるのかを、投資家をはじめとするステークホルダー向けに説明する年次報告書。短期的な「財務情報」(売上、利益、資産、キャッシュ・フローなど)だけでなく、中長期視点での「非財務情報」(経営理念、事業戦略、ESGの取り組みなど)も考慮しながら、一貫したストーリーで社会への提供価値を説明することが求められる。
※2 企業活動に直接的・間接的に利害関係を持つ全ての組織・個人。株主、従業員、顧客、サプライヤー、地域社会、行政機関など多岐にわたる。
※3 上場企業が実効的な企業統治(コーポレートガバナンス)を行うために参照すべき原則・指針。東京証券取引所が策定している。
※4 Corporate Social Responsibilityの略。日本では一般的に「企業の社会的責任」と訳される。持続可能な社会の実現に向けて、企業は事業活動が環境や社会に与える影響に責任を持って行動すべきであるという考え方で、事業活動が社会に与えるネガティブな影響を最小化するとともに事業を通じたプラスの貢献(社会課題解決)を拡大することなどが期待されている。